「ねえ…….せっかくだから,臨海公園まで歩かない?」
「いいな.そうするか」

「ね…これ,いいでしょう?君ちゃんにはぴったりだと思うの.まさとクンって,やっぱり君ちゃん思いだね.こんなに高いものを買ってあげるんだもの」

実は,まさとにとってこの出費は予定外だったのだ.まさとは,かすみに見えないようにして顔をしかめた.そして;

「今日はサンキューな.助かったよ」




. 高解像度バージョン . ラフスケッチ . English version .